健やかな赤ちゃんを産むために毎月訪れる生理、女子にとって、とっても大切な体の働きだと思っても、あんまりつらいと気分が滅入ってしまいます。

 

生理のメカニズムや痛みを楽にする方法など上手な付き合い方をご紹介します。

 

1か月のうち生理前生理中を含めると体調に変化が現れるのは1週間以上あります。だからその間を少しでも快適に楽しく生活することって、結構大事なことではないでしょうか。

周期的に訪れる、生理前の不調とは

 

月経の前に出てくるさまざまな不快な症状を月経前症候群(PMS)と呼んでいます。

月経の310日前から起こる体や心の不調のことです。

 

その不調は下腹部の痛み、眠気、肌荒れなど身体的症状から、イライラする、情緒不安定になる、憂鬱な気分になるなど精神的な症状まで、数限りなくあって急病で病院に行くほどではないのですが、毎月、複数日悩まされて女性の悩みの種となっています。

 

症状は人によっても違いますし、その月によっても違うのです。

中には症状をほとんど自覚せずに、生活できている人もいますが、たいていの人は生理前特有の自分独自の症状をお持ちのことと思います。

 

また生理は小学校高学年ぐらいから始まりますが最初は不順な人も多いのです。

女性ホルモンの働きが安定するのは思春期も終わった18歳ごろです。

 

18歳から45歳ぐらいまでは性成熟期と呼ばれて妊娠や出産に適した時期です。

しかし辛い月経前症候群を起こしやすいのもこの時期です。

 

特に30代の女性でこれらの症状に悩まされる人が多くいます。

考え方によっては女性の魅力がいっぱいの時期と考えられるのですが、女性ならではの不調も強く出て大変な時期でもあります。

 

この時期の女性は子育て、責任ある仕事などストレスも抱えやすい忙しい時期なのです。

 

45歳を過ぎて更年期にさしかかるとそれはそれで体調を崩しますが、30代の一生の間でも一番の頑張り時をどう乗り切るかも、自分自身にとっても、パートナーや家族にとっても重要なことなのです。

 

特に30代の女性は下腹部痛や頭痛、胸のハリなど肉体的な苦痛に加えてイライラしたり、マイナス思考になったりと心の不調も伴うことがよくあります。

30代の女性が頑張りどころでストレスも多く抱えがちなことに加えて女性ホルモンの調節が上手くいかないことと関係しているのかもしれません。

月経前症候群の原因

女性ホルモンの変動が関係しているといわれています。

 

排卵がある女性は排卵から月経までの期間にエストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)の分泌が盛んになります。

この時期の後半にエストロゲンとプロゲステロンが急に低下して脳内のホルモンや神経伝達物質の異常を起こすことが原因と言われています。

 

さらに脳内のホルモンや神経伝達物質はストレスの影響も受けますしその他いろいろな要因が絡んで起こるようです。

月経前症候群を改善するために

 

女性にとっては毎月周期的なものであるとわかったら、薬に頼らないで少しでも楽に乗り越えたいところです。

 

日本女性の70~80%は何らかの症状があるといわれています。

自分自身もそのうちの一人なんだと発想転換すると、なんだか頑張れるような気もしませんか。

 

まず漠然と辛い、辛いと思っていないで、その症状を記録してみるといいのです。

ああ、毎月来る体の症状だなと自覚することができれば納得がいきますし、少しは心構えができます。

 

レジャーの計画を入れたり、仕事をセーブするなどしてリラックスできるようにするとどうでしょう。子供ではありませんが、楽しいことに集中すると嫌なことを忘れるってこともあるかもしれません。

 

また、マッサージをしてみたり、体の温まる食事を食べたりなど、自分独自の改善方法を見つけるといいですね。

 

もちろん、アルコール、喫煙、カフェインなどは控えめにします。

身体が冷えたり、運動不足気味だと骨盤内の血流も悪くなり、生理痛が起きやすくなります。締め付けるような服装や下着によっても血流は悪くなります。

心のリラックスを促す意味においても体が楽な服装をすることもいいと思います。

 

以前、生理痛は一種の筋肉痛ともいえるので血が滞らないような運動をしたり、筋肉疲労に効くようなビタミン剤を飲むのもいいと聞いたことがあります。

 

寒いときはホッカイロを使ったり、ゆっくりお風呂に入って特に下半身を温めてみましょう。

 

血行を良くするためには、ゴマや生姜、アーモンド、カボチャなど体を温める食品を長期的に摂るように心がけることもいいでしょう。

 

どうしても貧血になりやすいこともあるので、おやつにプルーン、レーズンなど鉄分も意識して摂りましょう。

 

しかし、痛みを感じるようなときは、あまり我慢せずに飲みなれた鎮痛薬を飲むことをおススメします。服用するなら早めに飲んで楽になったほうが体に負担もかかりませんし、効果も出やすくいいですよ。

 

この時期、精神的に不安定になって怒りっぽくなったり八つ当たりしたりと、家族や周囲の人に嫌な気持ちにさせてしまうことがあると感じて自己嫌悪に陥ってしまう人いらっしゃいませんか。

 

またそのことをくよくよ悩んでさらにストレスになってしまったら、ますます悪循環ですよ。

そんな自分自身の体の不調や心の乱れについて日頃からみんなに正直に説明して、わかってもらうことも一つの方法だと思います。

 

自分でできる改善方法を探してきましたが、あまりに辛かったら我慢せず、病院で診断を受けて、専門家の適切な治療を受けましょう。

 

参照 日本産婦人科学会 月経前症候群(PMS)

www.jsog.or.jp/modules/diseases/index.php?content_id=13

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