「寝る前に濃いコーヒー飲むと眠れなくなるよ」、「コーヒーにカフェイン入っているから、子供には毒」なんて漠然と知っていたけれど、カフェインとはどんな物質なのでしょう。また流行りのデカフェ、ノンカフェの良さは何でしょうか。

 

カフェインは危険?妊婦、胎児への影響は?

2015年に九州で男性がカフェインによる中毒で死亡しました。

エナジードリンクを日常的に多量に飲んでいたことで解剖した医師が、カフェイン中毒死と判断したのです。

 

ところで、「エナジードリンク」をご存知でしょうか。

 

エナジードリンクは健康保持と覚醒作用がある成分を含んだ清涼飲料水です。

成分はカフェイン、ビタミンB群、アミノ酸、炭酸水、果糖で炭酸飲料として販売され、スポーツ飲料などのような機能性飲料に分類されています。

コーヒーや紅茶と同じくらいか、それ以上のカフェインを含む飲料です。

 

このように特定の栄養や成分を添加した食品や飲料を過剰摂取について厚生労働省、農林水産省、食品安全委員会の注意喚起が行われています。

 

世界的にも世界保健機関(WHO)はお茶、ココア、コーラタイプの飲料は同量程度のカフェインを、コーヒーはその2倍程度のカフェイン含んでいるので、胎児への影響は確定していませんが、妊婦はコーヒーを1日3~4カップにすべきとしています。

その他、アメリカ、イギリスにおいても低体重児を出産する危険性や様々の健康リスクを考慮して、将来妊娠を希望する女性、妊婦、授乳中の女性はコーヒーを2カップ程度に制限するようにとされています。

 

また子供もカフェインに対する感受性は高いので、コーヒーや缶コーラを飲みすぎないようにと注意喚起しています。

カフェインのメリットとデメリット

カフェインを摂りすぎると、中枢神経を過剰に刺激してめまい、心拍数の増加、興奮、不安、震え、不眠などが起きることもあります。

消化器官を刺激することで下痢や吐き気、嘔吐することもあります。

 

また、カフェインとアルコールを一緒に摂取するとカフェインの興奮作用がアルコールの酔いを隠してしまい、お酒を飲みすぎてしまいます。

特にエナジードリンクとお酒を同時に飲むことは心臓にも負担がかかり、脱水症状も進み危険なのでやめましょう。

 

同様に薬と一緒にカフェインを摂ることも危険です。

 

 

反対にコーヒーを上手に飲めば、ガンを予防できたり、死亡リスクが減少するという科学的研究もあります。

また、頭がさえて、眠気を覚ます効果も知られています。

 

厚生労働省

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000170477.html

食品安全委員会

https://www.fsc.go.jp/sonota/factsheets/caffeine.pdf

 

デカフェ、カフェインレス、ノンカフェインってどう違うの?

 

まず、「デカフェ」、カフェインがたくさん含まれている食物から、人工的にカフェインを取り除いたものや、カフェインを添加することが通常であるものにカフェインを入れなかった食品のことです。

 

もともとカフェインを含まないハーブティーなどには使われない言葉でコーヒーに対して使うことが多いです。

完全にカフェインを取り除いているわけではありません。

そして、残念なことに味や香りも落ちてしまう欠点があるようです。

 

 

では「カフェインレス」はというと、元々、カフェインが少ない食物のことです。

日本ではカフェインが何パーセントカットされているか表示されていることが多いです。

 

ノンカフェインは、全くカフェインが含まれていないものをさします。

麦茶や各種のハーブティなどがこれに当たります。

 

このように、微妙にその意味は違っていますが、日本ではカフェインに対する考え方がアメリカやヨーロッパより遅れているので、まだまだ明確な基準がありません。

しかし、デカフェのコーヒー豆の輸入量は年々増え、人気が高まってきています。

カフェインのお肌に対する影響

 

カフェインを摂りすぎると、お肌にいい影響は与えません。

 

カフェインには利尿効果があります。

そのため水分を排出すると同時に、ミネラル、ビタミンなどをも体から出してしまいます。

 

ビタミンCなど美肌に必要な栄養までなくしてしまうとシミやニキビなど肌荒れの原因となります。

 

また、コーヒーの覚醒作用は眠気を防止して、仕事や勉強の能率を上げてくれます。

しかし反対に、睡眠不足の原因になることもあります。

良い睡眠は美肌の基本です。

よく眠れないと細胞の再生の妨げになって、お肌のターンオーバーがうまくいかずにシミやシワができてしまいます。

 

 

カフェインは胃酸の分泌も盛んにして、胃そのものを荒らして胃痛がしたり不快感を伴うこともあります。

すきっ腹に濃いコーヒーを飲みすぎたりはよくありません。

食後に飲むようにしたり、牛乳などを加えて飲むことをおススメします。

 

しかし、砂糖やミルクの入れすぎがよくないのは言うまでもありませんね。

 

 

胃の調子が悪くなれば栄養を取っても消化不良になって栄養が体にいきわたらず、肌の調子も悪くなります。

 

 

 

まもなく新年度、環境が変わったり、新旧入れ替えなどでストレスの溜まりやすい時期です。

コーヒータイムでほっと一息という人もたくさんいらっしゃると思います。

 

飲みすぎはダメだけれど、適量を上手に飲んでリラックスしたいものです。

 

コーヒーやエナジードリンクで体に必要な水分を摂ろうとは考えません。

コーヒーやお茶は嗜好品、味や香りを楽しんで、ゆったり豊かな気持ちにしてくれるものです。

 

デカフェ、カフェインレスが流行りかもしれないけれど、本来含まれているカフェインそのままで飲みたい気がします。

 

大きなモーニングカップではなく、デミタスカップで少量でもおいしいコーヒーを一日一回程度だったら、ぜひおススメです。

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